2022-08-18
朝は雨が降るが、午後は晴れる。その晴れの中、高崎線の下りに乗って1時間以上。アホほど暑い北関東で営業。同行が冬物のスーツを着ている。何故か聞いても要領を得ない。Web会議してから帰るというが、座る場所もないほどの田舎でどうするんだろう。放置して一人でサテライトに戻る。
夕食は一瑳の鶏そば。移転して初めて食べた。あっさりはあっさりしてるけど、思ったほどあっさりしてない。
帰宅するとふたりとも起きてる。明日の支度はしたのかと聞くと、次男が「にいちゃんは支度しろと2回言われたのにまだしてない」。長男はそれに「言われたときはうんこが出そうだった」と応えた。次男は全く支度をしていない。寝ろと言ったらスッと寝た。
2022-08-17
夏休み明けの初日で仕事で体を慣らす。休み前にメモを作っていたので、一週間前の自分から引き継ぎを受ける感じ。いくつか連絡して仕事をリブートしていく感じだが、先方がまだ休んでたり、コロナだったりしてリブートしきれない。それもまた良し。
switchを買った。
おくさんが、太ってきたからニンテンドースイッチを買ってくれと言ってきた。意味がわからないからよく聞くとリングフィットアドベンチャーというやつで痩せる気らしい。ここしばらく二人産んでxxキロ太ったと嘆いていて、一方でそれは自然なことなのだとも言っていたからどっちやねんと思いつつ放っておいたけど、おくさんがやせるのは歓迎なので買うことにした。しかし買おうとしたら抽選とのこと。しかもswitch本体とリングフィットの両方とも抽選。がんばって各所の抽選に応募すること4回ほど。はたしてswitchが我が家に届いた。それでもリングフィットはまだ当たらない。いまは何故かマリオカートをみんなでやっている。
新しい生活様式
コロナで生活が変わったかといえばたしかに変わった。仕事では勤務時間が短くなって、ほぼ定時で帰るようになった。仕事内容でもオンラインが増えるとかそういうよくあるやつの他には、マスクをみんなするからか、雑談が減った。友達は仕事しながらの間食が減ったとも言っている。さらに勤務時間を短くするためか、無駄な仕事、残業が減っている。そうすると仕事に対してちょっと冷めた感じになってる気がする。俺だけじゃなくてみんな。
生活も変わった。食生活がヘルシーになる。会社の指示で昼ごはんを一人で食べるようになるから軽い食事が多くなる。夕食は家で早い時間に食べる上に食べ過ぎも少ない。そんなこんなで体重が3キロほど落ちて、ベルトの穴が一個改善された。コロナは罹患すると大変だけど、それを避ける生活は健康的だという発見があった。
帰宅が早くなると、子供と話す時間が増える。それは良いことだけど、うちは男子二名なのでドタバタしてうるせーなあと思うことも多い。毎日夕方5時から一緒にいて相手しながら晩御飯ちゃんと作っているおくさんはマジですごいなと思う。あっぱれ。
また映画見た。
アマゾンプライムはサブスクリプションだから見放題で大変結構です。昨日はなんとなく見てなかったランボー(第一作)をやっと見ました。すごく面白いじゃないですか。
内容は、復員したランボーが小さな町を訪れる。浮浪者、よそ者を排除しようとする保安官に連行され、警察署でPTSDを発症、パニック状態になったランボーが山に逃げ込み山狩りをする警察とゲリラ戦を繰り広げる。
ランボーが乱暴な様子が一番の見所ではあるけれど、その原因はベトナム戦争のPTSDというのは知らんかった。映画のストーリーは非常に簡潔だけど、ランボーがなぜこうなったのか、なぜ戦うのかなどの説得力も十分にある。スタローンの自身のなさそうな目つきは怯える猛獣というにピッタリと思う。そりゃ続編もできるよね。
ベトナム戦争の復員が主人公の映画は数多くあって、アメリカのトラウマ、PTSDとしては、最悪なもののようでこうした映画は結構あり、タクシー・ドライバー、ディア・ハンターなど皮肉にも名作が多い。あと、カジュアリティーズという映画もあった。BTTFシリーズで親しみを感じていたマイケル・J・フォックスの主演だから楽しかろうと思ってテレビで見だしたら、かなりダークな内容で子供心に恐ろしかったのを覚えている。
それでもランボーは2作目以降はとくに思想のない戦争アクション物としてだめになっていくんですよね。2作目以降は見るか不明。
映画も見ようじゃないの
映画が好きだったはずなんだけど、映画館にはいけないし、オンデマンドだといつでも見られる気がして結局見ない。というのが半年ぐらい続いて、ちょっといかんなということで映画を見ます。
せっかくなので、見逃しているのを。
泣く子も黙るファイトクラブ。実は見てなかった。デビット・フィンチャーはソーシャル・ネットワーク、数本見ているけど、出世作となる本作は未見でござったよ。
エドワード・ノートンとブラッド・ピットの2人が主演。エドワード・ノートンが退屈な会社づとめから次第にドロップ・アウトして、ファイトクラブにのめり込む。ファイトクラブは単なる殴り合い同好会ではなくて、革命を期する地下組織の養成所なのであった。その革命は最後で…。というおはなし。ジャケットに石鹸が出てるのは前から見てて、なんで喧嘩が石鹸なんんだと思ってたけど、小さく納得。あまり石鹸大事じゃなかったね。
エドワード・ノートンの演技がすごく良くて、狂気とそれに抗う小柄な男を熱演。サラリーマンから革命家への転身で顔つきが変わっていくのがすばらしい。
最後、ブラッド・ピット演じる男はエドワード・ノートンが生み出した幻影であり、自分の頭を撃ち抜くことでその幻影と決別する。それまでの、不眠症を初めとした諸々の悪霊はリセットされ、爆薬による街の崩壊とともに生まれ変わる。となりには女性もいる。生まれ変わり、二人で新しい世界に踏み出していく。最高。
追記:ジャレッド・レトが構成員としてちょい役で出てるけど、あまりにイケメンで浮きまくりですわ。あと、ブラッド・ピットって2枚看板のときのほうが良作が多いようなきがするね。
勘違いしてて、主演はホアキン・フェニックスだと思ってたらジェイク・ギレンホールでした。お詫びします。どっちもギョロ目の痩せた男ですね。
こちらは最初から狂った男が最後まで狂ったまま成功するという話。
おはなしは、他人とのコミュニケーションに難のあるコソ泥が主人公で、事故現場のパパラッチという下世話な仕事を知る。それ以降、盗んだ自転車を売って買ったカメラを担いで、現場へ急行。天性のクズっぷりを生かしてどんなところでも人の気持ちを効率よく踏みにじって決定的な特ダネを挙げまくる。犯罪被害者も加害者も同業者も部下もテレビ局スタッフも自分の欲望の餌食にする。そして映画の最後まで失敗も没落もしない。最後にはバンを3台擁する映像撮影会社の社長になる。
主人公はクズなんだけど、変なところで努力する。オンラインのビジネススクールを受講して、まるでまっとうなビジネスマンであるかのように詭弁を弄する。交渉とか、信頼とか、目標とか。
そんなふうなんだけど、不思議なもので主人公に対する嫌悪感はない。それは多分、主人公が真っ直ぐだからなんじゃないか。目標は明確、やることは明確。それをやらない理由はない、みたいな。クズはクズなりにサクセスストーリーがあって、それに正直に突き抜けてる。駐車場にバンを3台並べて社員に訓示を述べてるラストシーンを見とき、お前やったじゃん、と、後輩が内定もらったのを見たような気にさえなった。
ジェイク・ギレンホールはブロークバック・マウンテンに出てた人なのね。