あまり嫌いな食べ物がなくて、よく食べる。さらに民俗学に興味が出てからは人が食べてるものにまで興味があるくらい。
先日は後輩から嫌いな食べ物を聞かれた。無いから無いで返そうかと思ったけれど、それも芸がない。
よく考えて思いついたのが実家が送ってくる水菜。それが苦手だ。
常日頃、出てくる市販の水菜は問題ないのだが、実家から送られてくる水菜はよくない。それはいかにも収穫期を越えて、食用に向かない程に屈強に育っているから。
食感はすでに、水菜に期待するシャキシャキを軽く越えて、バリバリという感じ。味は野菜を軽く越えて草となっている。
通常、水菜などというものはサラダの上にパラッとなる程度で印象も無いような位置だろうが、実家の水菜は戦うべき相手としてそこにそびえ立つ。
様々な野菜を送ってくれる実家には感謝しか無いが、水菜を見ると「来たな。」という気持ちが先に立つが、この気持ちこそが苦手なのだろうと思う。
プロジェクト・ヘイル・メアリーを観ました
マット・デイモン主演の「オデッセイ」をサブスクで観て、人生で大事なのは、ユーモアと知性と気合というメッセージを受け取った。これは子供に見せるべきだと考えて、家族で改めて機会を設けて、吹替版を楽しく観た。ジャガイモ映画の最高傑作だ。
オデッセイはアンディ・ウィアーという作家の小説が原作というのを知った。さらにアンディ・ウィアーは新しい小説「プロジェクト・ヘイル・メアリー」を発表していて、ライアン・ゴズリング主演で映画化決定していた。
プロジェクト・ヘイル・メアリーを早速購入し、家族内で回し読みをした。長男は気に入ったようで、学校で友達に話したりした様子。おくさんもロッキーかわいいと言う。
公開を待って、映画を観に行った。やはりオデッセイと近い空気感で、ユーモアと知性と気合で世界を救っていた。インターステラーみたいな深読み要素はないが、葛藤を抱えつつも後ろ向きに前に進む主人公が世界を救うというのはベタだけとライアン・ゴズリングだからかっこういい。
いま、待ち遠しい映画。
映画も本も、歳を取ると根気がなくなって縁遠くなる。それでも子供と映画で観た「オデッセイ」はとても楽しくて、何かあってもウンコでジャガイモ育てればどうにかなるという知見を親子で得た。
そしておなじアンディ・ウィアーが書いたということで「プロジェクト・ヘイルメアリー」を読んだのだが、これがとても面白い。
死にゆく太陽を救うために戻れぬ宇宙探検に出る話なのだが、悲壮感に塗れるでもなく、マッチョに陶酔するでもなく、全体的な「やれやれ」感が非常に親しみを覚える。話の展開もドキドキするし、心温まる結末も十分支持できる。家族で回し読みをしていて、奥さんは読後に少し泣いていたし、子供は3周目を読んでいるらしい。
で、映画化されるというので見たら我らがゴスリング先輩が主演とのこと。すばらしい。わが家で一番信頼されているハリウッド俳優のゴスリング先輩が主演ということで、もはや見に行かない理由はない。普段爆音が怖いために映画を嫌がる子供も連れて観に行く所存。
公開日は3月20日が待ち遠しい。
買ってよかったもの
買ってよかったもの、というのは毎年ブログのお決まりのネタだけど、あまり思いついた試しがない。けれど、長い目で見れば買ってよかったものをたまに思い出す。
それは、おれの場合は増毛の薬で、1年以上前だけど、小さな昇給をしたのを記念して、おくさんに話して「いいんじゃないの」という言葉をもらって投薬を始めたのだった。最初はあまり期待しなかったけど、飲んで数ヶ月した頃から、明らかに髪の毛が増えた。会社で話してみてもあまり気づいてなさそうだったが、実家の両親は気づいていたらしい。
数年前の家族旅行の写真と、今を見比べておくさんがやってよかったねと言っている。実際、髪の毛が増えると、服装にも幅が出るし背筋も伸びる。バカにせずにやってよかった。
サイゼリヤについて
サイゼリヤにはよく行くけれどその思念を書く機会を逃し続けていた。今日はなにかの拍子に思い出したので、それを書く。覚悟しろ。
サイゼリヤのなまえ
サイゼリヤは名前を何度も唱えていると「野菜ゼリー」に聞こえてくるんだけど、それはわざとなのか、偶然なのか。
まちがい探し
同僚とサイゼリヤに行ったときに、まちがい探しをしているうちに食べ物が来た。全く会話しないうちに食事が届くので、話すことのない関係性の人とはサイゼリアがよいと思った。
メニュー
サイゼリヤはいくつか頼んで、合体させると美味しいという話を聞いた。それ以降、スパゲティを頼んで、その上にほうれん草のソテーをもっさり乗せてたべている。それが美味しいかと言われれば、よくわからない。だけど、なんか乗せたり、合せ技をすることで、おれはサイゼリヤを楽しんでるんだという自己肯定のために、今日もおれはほうれん草のソテーを頼むんだ。
会社の後輩
会社の後輩とサイゼリヤに行ったときに、後輩がポップコーンシュリンプを頼んで、「最近の私の推しなんです。お一つどうぞ」とすすめてきた。ありがたくいただきつつも、ポップコーンシュリンプはおれたちが推さなくてもスターダムにいるだろう、と思った。
久しぶりに映画を観た
エディントンへようこそ
ご多分に漏れずSNSに触れているから、映画を観なくなる。そのために離れていたけど、家族が旅行にいくというので、やることもなく映画を観に行った。思い立ったのが直前だったので、時間に合うものをえらんだら「エディントンへようこそ」だった。
原題は「Eddington」だが、放題は「ようこそ」が付く、よくあるパターン。
エディントンへようこそ - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ | Filmarks映画
内容は、小さな悪意が思わぬ結果を招いて、想像し得なかった悲しい出来事が起きるという、むかしのファーゴという映画にも似たような感じ。ホアキン・フェニックスはジョーカー以来、人生に翻弄される悲しい罪人がはまり役なので、今回もここぞとばかりに主人公の保安官を見事に演じている。
予告編ではもうすこしライトな感じかと思ったが、なかなかどうしてズシンと来る。
監督のアリ・アスターというのは、数年前に話題になった「ミッドサマー」の監督脚本とのことです。未見です。
デートで観に行くにはオススメできませんが、アラフィフのサラリーマンが手持ち無沙汰に観るにはピッタリだとおもいます。

