手すり

おれブログかく。

谷崎さんと、内田さん。

 内田百輭(化けてたらごめんね。)さんの本を読み終わりました。谷崎さんの本は、まだ途中。

 谷崎さんが言っていたことに、

 「芝居、能の舞台は全体が薄く暗いぐらいがちょうどいい。」

というようなことが、ありました。

 日本人の肌は、薄暗い中でもっとも美しく見えて、そのときの白さは、西洋の人の持つ直接的な白さを超える。

 というようなことを言っていました。

 なるほど。そういうものでしょうか。



 きょう、内田さんの本を読んでいたら、

 「舞妓が幾人も、(略)厚化粧や濃い口紅が、ホームの反対側から差し込む朝の光でばらばらになって、あんまり綺麗ではない。」

 というくだりがありました。



 一致。なるほど。


 閑話休題。


 こちら。

 http://portal.nifty.com/special03/0317/


 スーパーの看板です。なんか見てたら頭がぼうっとして、涙が出てきました。

 「あそこにも人が住んでるよ」


 なんか、切なくなります。