つつがない、一日。
今日は朝、4時に起床。久しぶりに動物園へ。
クローゼットから、ゴム引きのズボンと、分厚い手袋を出してかばんに無理やり収めます。いつも、買わなくてはとおもいつつ、ずっと小さいかばんのままです。そのうち小さくて使いづらいことよりも、愛着のほうが勝ってきました。
駅に向かう道は、3月になろうというのにまだまだ寒くて、周りの人もみな首をすくめて、電車を待っていました。
動物園は駅から歩いて3分ぐらいのところ、ではありますが、従業員入り口は、動物園の真後ろ。そこまでは15分ほど歩きます。とおい。少し前を同じく大きな荷物を持った人が歩いていて、左肩が下がっている歩き方に覚えがあったので、追いついて、声をかけたら知らない人でした。でも、同僚なので、一緒に歩いて園の中に入りました。
私が知人と間違えた彼は、埼玉から通っているといっていました。遠いところ難儀なことです。
今日のメニューは鯖。お客様はペンギンです。彼らはとても贅沢で、人間でもなかなかお目にかからないような物を平気で食べます。まあ、喜んでるようなのでいいのですが。
私がバケツいっぱいの鯖を持っていくと、ものすごい勢いで駆けてきます。
ペンギンも群れを作っています。当然、えさを食べるのに序列があって、弱いペンギンはえさを横取りされたりします。そのため、なかなかえさにありつけないペンギンは、こちらで捕まえて、口の中にいちいち鯖を突っ込んでやらなくてはなりません。これが大変。
臆病なので、すごく暴れます。力を入れすぎるわけに行かないし、飛んでくる水は冷たい。
全部のペンギンにえさをやるのに、かけられる時間は15分程度。後がつかえています。
重労働です。
あと、掃除。これも大変。邪魔しにくるやつが必ず2,3羽います。手伝う気でもないならどこか行ってほしいのですが、モップの進むほうにばかりあつまります。
そんなこんなで、動物園を後にしたのが3時過ぎ。
久しぶりで疲れたので、家で4時過ぎからビールを飲んで、夕方のニュースのころには完全に出来上がってました。