手すり

おれブログかく。

谷崎さん

 今日から、谷崎潤一郎の、「陰翳礼讃 ・ 東京を思う(中公クラッシックス刊)」を読み始めました。読んでみたいと思ったのが中学生で、どの本か特定できたのが大学生のころ、買ったのが去年で、読み始めたのが今日。
 
 まだ読み始めて間もないので、それほどいえるような事はないのです。ただ、「現在の日本は怪しからん。これまで日本が持っていた文化を再発見せよ」という、頑固親父的な観点がとても小気味よいかんじです。
 
 谷崎がこの本を書いたとき、すでに彼はその才能を開花させ、それなりの位置を獲得していたと思います。そんな人が本気になって訴えるのが「頑固親父的日本文化論」というのが、楽しいです。



 あと、久しぶりにまとめて音楽を聞きました。
 
 まずは沢田研二。問題ありません。私の心のベストテンの第一位は「恋のバッドチューニング」です。その次に斎藤和義の「Golden Delicious Hour」をたしなみました。ほかにもいろいろ。谷村新司の「三都物語」をフルコーラスで聞いたり、本田美奈子の「1986年のマリリン」を聞いたりしました。とても懐かしくて、何かを突然思い出しそうになりましたが、トラウマだったら厭なので、そのままにしました。
 
 ?偶然気が付いたのですが、山口百恵の「プレイバックpart2」は、ジュリーの「勝手にしやがれ」のアンサーソングなのでしょうか。どなたかご存知ないですか。



 今日は、午後、プールへ。体力の低下がひどく、ノンストップでは、200メートルが限界です。クロールは足が動かず、腕が上がらない体たらく。タバコをやめた割には劇的な改善は訪れません。やはり日々の努力が必要なのでしょうか。



 あと、近所の梅の花が咲いていました。今のところ五分咲きといったところですが、今日が寒い日であった分、うれしく思えました。