手すり

おれブログかく。

悪人

悪人


読了。長さを感じさせないのは最小限の記述で各登場人物を淡々と描いているからでしょうか。これまでの吉田修一の作品の中ではやはり一番骨太のしっかりとした作品だと思います。結末も大変よろしいかと思います。

テロリストのパラソル (角川文庫)

テロリストのパラソル (角川文庫)


うーむ。安易な学生運動描写と安易なキャラクター設定で、上っ面にて終了。
ハードボイルドでよくあるのですが、美人でスタイルが良くて気が強くて、うだつの上がらない主人公のことが好きでたまに泣く(あと、ニューヨーク帰りがなぜか多い。)キャラクターって、そんなにみんな好きなんですかね。おっさんの感覚はよくわかんねー。