手すり

おれブログかく。

 裏の家の庭に、ピンク色のバラが咲いています。その花がきれいだという話を書ければいいのですが、そうでもないのです。それは多分に、わたしが気がつくのが遅すぎたということに原因があるようです。気づいたときにはすでに花は開きすぎていて、色もすこしくすんでいるのです。しかし、五月の新緑の中でその唐突なぐらいのピンクはやはり目を引いて、数年前のこの時期を思い出したりするのです。