手すり

おれブログかく。


 父親は鯉料理が好きです。

 一度、自分でどこからか食用の鯉を買ってきました。

 鯉は、食べる前に、臭みを抜くため、きれいな水に何日か泳がせておく必要があるそうです。

 父親も、そうしていました。

 紺とも黒ともいえないきれいな色の立派な鯉が2,3日、薄暗いコンクリートの水槽で泳いでいました。

 
 でも数日して鯉を車に積んで、私に一緒に来るように言いました。

 行き先は近所の神社の池で、父親は鯉を放してました。

 かわいそうになったみたいでした。

 これをみてそんなことを思い出しました。