手すり

おれブログかく。

毎週シュウマイ

今日はシュウマイを作りました。ありがとうございます。反省点はせいろに入れる時にキャベツや白菜がなかったので、シュウマイをせいろに直置きしたら張り付いたことです。心を鬼にして小松菜を敷けばよかったです。

シュウマイは皮30枚で250グラムのひき肉ということで、最初のうちは肉を30等分したりしたのですが、あまりそういう風にするとわけわからなくなったり、やってて楽しくないから、ある程度適当に、「おれの中のシュウマイ」を、自分の感覚を信じて作ったほうがやりやすいですから、がんばりましょう。

シュウマイを包む時に、ヘラみたいなのがあるといいのですが、薬品さじをつかいました。理科の実験で使うやつで、中学2年生の時に手に入れてから、かれこれ20年ほど愛用しています。

ちなみにおくさんは先日計量カップを割りました。ご苦労様です。

ココアをいれる時にダマをつぶすのにも、硬いアイスクリームにもステンレスで丈夫だから平気。豆板醤のビンも、ジャムのビンもスッと長いから奥まで届いて素敵。細身でカーブが薄いので、息子の口にもスッと入るから離乳食にも便利。シュウマイ包むのにも便利。

しかも驚きの安さと、ミニマムデザインの格好よさ。ぜひ一家に一本。

www.tech-jam.com

 

あと、シュウマイの材料を買いに行った時のスーパーで見かけました。メガネ屋さんの広告ですが、やるならちゃんとやったほうがいいですよね。

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ゴールデン何某

ゴールデン何某で休みでした。ありがとうございます。ごはん作ったり、子供をお風呂に入れたりしてたら、けっこうすぐ終わりました。慣れないものでてんやわんやで、ご飯をお風呂に入れそうになりました。うそです。

 

我が家は現在、ダイニングテーブル選びが目下進行中です。いろいろ見て歩いているのですが、見すぎてだんだんわけがわからなくなってきました。

そんな中、北海道の旭川が家具の産地として名高く、販売センターも整備されているらしいことを知りました。6月末に旭川でイベントがあるそうなの(これです。)で、即売目当てで調べてみましたが、一番良い時期の北海道ということで、すでに飛行機のチケットが無い様子で、残念なような、ほっとしたような。あーでも、圧倒的な物量のところに行って即決したいなあ。

こないだとある家具のショールームに向かう時に見かけた緑色のパイロンの写真が以下になります。なんか怖いので写真を撮りました。

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あと、おくさんは100円均一ショップが好きなので、一緒に行きました。どんなものも100円で売ってやるという執念みたいなのが面白いのですが、今日見た商品は、フリスビーみたいなスポンジなんですけど、模様が野球のボールっていうわけのわからない商品で、なおかつ、「水を含ませると水しぶきあげて飛ぶよ」って書いてあってさらにカオスでしたが買いませんでした。投げ合うのにいちいち水に浸して投げるってことはなかろう。

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家に着いたら、おくさんが手配していた、息子さん初めてのレゴブロック、デュプロが届いてました。おれも小さい頃にレゴでよく遊んだので、ちょっと拝借してマッドマックスに出てきそうな車を作りました。

  1. トゲトゲが多いこと
  2. 空力は無視すること
  3. 人間が露出していること

というのを念頭において作ったのが下の写真です。トゲが少ないのはわかってます。ガソリンを持ってこーい。今度の新作の予告編を見ましたが、すごく楽しそうです。トム・ハーディバットマン以来のマスク着用で、マスクが好きなんですかね。

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あと、義理の弟が新婚旅行で行ったハワイの土産に、コナコーヒーをもらいました。初めてコナコーヒーって聞いたのは、10年とか前だと思いますが、コナと粉で混乱しましたよね。

乾物ってどんだけ増えるかわからないから難しいですよね。どんだけ〜

休みの日にご飯を作ることがあって、それが今日だった。バスで公園に遊びに行った帰りに、おくさんと話し合ってアジフライを家であげることになった。そのときはまだ、どっちが作るか決めてなかったけど、後から俺が揚げることになりました。つけあわせはトマトときゅうりのサラダ、ひじきの煮たやつとみそ汁にしました。

じつはフライを一人で揚げるのは初めてだけど、いままでいろんなトンカツ屋さんに行った経験を思い出してイメージトレーニングしてやってみたら、案外うまくいきました。おそろしかったのは生のホタテで、ヒモまで付いてたからよくわからなくなったけど、怖くなってエイヤで揚げたら結構美味しかったので、イトーヨーカドーはえらいと思います。

案外失敗したのは、ひじきの煮物で、ひじきを戻したら恐ろしい量になった。実家に人が集まったときみたいな量のひじきが出来上がって、責任感じてもりもり食べたけど焼け石に水というか、ひじきに水としか言い様がない。とりあえず残りは、実家からもらったジップロックに入ってる。

 

 

カンバーバッチさん、ドクター・ストレンジやるんじゃなかったっけ。

映画館に行って、イミテーション・ゲームを見てきたよ。アラン・チューリングの伝記映画ですが、ベースになってる事実のエピソードがもう強烈ですわ。ゲイの天才数学者が誰も解けないナチスドイツの暗号を計算機を開発して解読したけど、その事実は数十年秘密にされたという。麻雀だったら軽く跳満ですわ。12,000点でしたっけ。

 

キャストもベネディクト・カンバーバッチキーラ・ナイトレイが出てればまあ問題ないですよね。カンバーバッチ先輩が変人・天才役やって外すわけがございません。キーラ・ナイトレイの美貌も相変わらず素晴らしい。いま、Wikipedia見たら彼女の貧乳について結構な分量かかれててありがとうございます。幼年期のアランを演じた子役も大変演技が上手で、関心しました。やっぱり役者の層が厚いよな。

 

一応のアラン・チューリングに関する事実は知っててそれから見に行ったのですが、案外映画に引き込まれておりました。展開がテンポよくて、見たいスピードで話が進む感じ。だからエニグマの解読の瞬間とか、本当にしびれた。

 

見ながら考えてたのは、カンバーバッチ演じるアラン・チューリングがわがままな天才なんですけど、自分だったら一緒に働けるかなということ。暗号の解読が一向に進まないのに、訳のわからん機械ばかりに注力する同僚と、いかにうまくやって、成果を上げるか。天才を信じるか、信じないか。気持ちとしては信じたいけど、目の前にいたら自信がない。今のところの結論は、今の会社には天才はいないから、いなくて良かった。天才はめんどくさい。

面白い映画なので、観ると良いです。

 

それと関係ないけど、毎回行ってるシネコンは地元の自動車教習所のCMが必ず上映前に流れます。手作りCMだから見ているこっちが恥ずかしくなるんだけど、何がイラつくって、CMに出てる教習所の先生がだんだん演技が上手くなってるのが一番イラつくんですよね。しゃばっ気出しやがって、みたいな。いいんですけど。

 

むすこが

去年の4月に生まれたむすこが1年経って1歳になった。誕生日おめでとうございます。

1年を振り返ると小さな風邪は引いたけど、あらかた健康でいてくれて、おくさんもそうだからありがたい。

ちなみに、生まれてすぐのむすこは俺に激似だったけど、日を経るに従って、いろんな顔になった。おれの兄貴に似てる時もあれば、おくさんの弟さんに似てるときも、奥さんのお母さんに似てるときもあって、誰にも似てない時がある。うちのむすこはみんなからいろんな物を引き継いで、誰でもない一人の人間になるんだろうと思っております。

最近のむすこは流行の最先端の「待機児童」になった。本人はあまり待ってる感がないけど。最近は歩き始めて、なんかしらんけど色んな所を指さして歩いてる。

手の上で野菜を切るのもまねしたりした。

昔、NHKには「世界の家庭料理」って番組があって、まだ小さいころだったけど、楽しみにしてた。

今でも覚えてるのはなんか、ヨーロッパのどこかだけど、パン生地こねたのを発酵させるのに窓際のオイルヒーターの上にのせてしばらく放置するという手順だった。まだパンを作るというのがとても手間のかかる、わけわからん工程のものだと思っていたから、そこを何とかしてくれるオイルヒーターすげえって思った。オイルヒーターは就職してから買った(パンは作らなかったけど)。

昨日、「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」という映画を観に行った。シェフであるおっさんの没落と再生の話なんだけど、素直に見られる良作でござった。自分としては、父子の関係修復のストーリーとしてみていた。

主人公は当初、仕事の領分から息子を遠ざける。そのほうが仕事に集中できるから。だけどフードトラックからの再出発では、息子を夏休み限定ではありながら、仕事仲間として受け入れる。一緒に働くことで、父子の関係が生きたものになる。これを観て、働いている背中を子どもに見せられる仕事というのはうらやましいなと思った。

それと小さく感動したのはエンドロールでのメイキング映像。内容は料理指導なんだけど、グリルで焼くチーズサンドについて。チーズサンドに切り方について「外科医のように正確に切る。集中すること。世界にサンドと自分だけ。切り方を間違えたら世界が終わる」っていうのがあって、素晴らしいと思った。世界っていうのは簡単に終わるし、簡単に始まるのだ。

ひとつ学んだこと。料理が上手いとセクシーな女性と結婚できるし、その人と離婚してもスカーレット・ヨハンソンと付き合えるということ。息子にもぜひ10歳の誕生日に6インチのシェフ・ナイフをプレゼントしたい。

 

アメリカ大陸

カナダのモントリオールと、アメリカのサンフランシスコに出張で行ってきた。合わせて10日間。アメリカ大陸は初めてだったから緊張した。

 

出張に合わせて、友だちにyelpというアプリを教えてもらった。アメリカ版ぐるなびみたいなもので、地球の歩き方とかを買う気がなかったので良かった。結果、重宝した。すごく重宝した。

 

初日。まずは成田からシカゴで乗り換えて、モントリオールへ。ちょっと寒い。ホテルは中華街の目の前で、裏はクラブやストリップ劇場のあるところだった。まずはFire Grillという有名なお店で夕食にステーキを食べた。みんなリブロースを食べてたけど、Tボーンステーキというのを食べてみたかったので、そっちを食べた。お客さんもいたけど、おれのステーキが一番大きかった。

 

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ホテルに戻ってしばらくしたら、ホットドッグが食べたくなってきた。yelpで調べたらPool Roomという老舗が近所にあるようだったので、そこまで歩いた。ホットドッグはスチームスタイルで、パンも焼かずにそのまま。刻んだキャベツが山盛りで、付け合せにポテトも頼んで、チェリーコークを飲んだ。

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寒かったけど、そのまま散歩して、土曜の夜だったから治安が悪い。コールガールとか、ストリートファイトとか、アル中とか見かけて、いい感じだった。

 

翌日は日曜日で、少しモントリオールの街をぶらぶらしてから、地下鉄に乗ってマルシェに行った。マルシェは野菜中心で、昔からよくテレビで見た通りの欧米風の市場だった。かぼちゃ、ナス、キャベツ、はちみつ、メイプルシロップ。なんにせよみんなデカい。ズッキーニなんか鈍器みたいだ。

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お腹が空いていたので、タコスを食べて、おみやげ用にメイプルとか、ビスケットとかを買った。はちみつを買った時に、レジを前に済ませた現地のお姉さんが、「そのはちみつすごくおいしいよ」と、さらっと言って去っていったのが、すごく格好良かった。

 

モントリオールの滞在中、他の食事はだいたい仕事の会食などで終えたけど、最終日にまたお肉を食べに行った。モントリオールの港あたりで観光客の多いところだったから、韓国人観光客と日本人観光客に挟まれて肉を食べた。

 

サンフランシスコへ早朝の移動。ユナイテッド、と思っていたらコードシェアでカナディアン・エアの運行だった。23キロの荷物重量制限があるんだけど、上司が引っかかっててわらった。なにせ渡航前に上司は、荷物の重量制限についてわざわざメールをくれていて、引っかからないようにと注意していた本人だったから。・・・なんなんだよ。泣きそうな顔をしてたから、オーバー分の荷物はおれのトランクに入れてあげた。

サンフランシスコには昼ごろに着いた。、思ったより暖かくなかった。空港について、荷物をピックアップしたらキャスターが1個吹き飛んでた。上司のもおなじく1個吹き飛んでいて、空港のどこかに落ちたキャスターを思ってぼんやりしてたら韓国人から韓国語で話しかけられた。海外に出ると一度は韓国人から話しかけられる。すまぬ。おれは日本人なのだ。

空港からサンフランシスコ市内までは電車に乗ったけど、電車がきたない。電車からホテルまではすぐだけど、歩道にホームレスが多い。モントリオールのほうが街は綺麗だと思った。

まずは着くなり1件のアポイントを終えて、ケーブルカーからフィッシャーマンズ・ワーフで食事という定型パターン。夕刻となって気温が下がって、ケーブルカーがクソ寒い。死ねる。空腹でフィッシャーマンズ・ワーフに凍えながら着いた。

フィッシャーマンズ・ワーフはおみやげ屋が軒を連ねているだけで何もなくて、食事も期待したほど良くはなかった。yelpであとでレビューをみたら、ボロクソに言われてた。もしもサンフランシスコで時間が足りなかったら、最初に諦めるのはフィッシャーマンズ・ワーフでいいよ。

 

翌日はサンノゼ電車でGO!シリコンバレーの会社と英語でミーティングとか、自分のやってることのトレンディさにめまいがする。実は英語に不自由して終始脇汗ダラダラだったけど(アポに遅れたし)。それでも個人的にはこれで今回の出張の山を終えたので、ほっとした。

 

晩御飯はyelp大先生を召還して、評判の良さそうなインド料理屋「Little Delhi」にした。

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7時に行ってみると、すでに数組が待っている。店はアットホームな雰囲気でスパイスの香りが昨日のフィッシャーマンズ・ワーフでの悪い思い出を忘れさせてくれる。

席について、カレーとナン、タンドーリを頼んだ。カレーはそれほど辛くない、丁寧な味だし、タンドーリは一緒に大量の野菜が出てきてうれしかった。それと、ひよこ豆と何かの野菜をヨーグルトで和えた謎の料理。この謎の料理が美味かった。

おれはお酒を控えたかったので、ラッシーを頼もうとしたんだけど、ラッシーのところに「砂糖、または塩」って書いてた。ちょっとおもしろいかと思ってラッシーの塩味を頼もうとしたら、お店のおばさんが、首を横に振った。「そんなの飲む人いないよ」。

出てきた料理はおいしいし、お店の雰囲気もいいし、おばさんも陽気だから繁盛するのも分かる。帰る頃には10人くらいの行列ができてた。このお店は長めの旅行でバターに飽きたときにおすすめ。メニューもわかりやすいし。

食後、そのまま少し散歩した。上司が初めてサンフランシスコに来た時に泊まったホテルとかを、興味が無いから、死んだ目で見に行って、その夜を終えた。

 

翌日は、朝ごはんで頑張った。ホテルの近所にグリドル屋さんがあったからそこに行って、ベジーオムレツを食べた。付け合わせのポテトは細切りで、大きな鉄板の上にびっしり敷き詰められて焼かれているやつでおいしい。

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朝食へ向かう道、Twitter本社があった。看板はやたらさわやかで、時計も付いてるもんだから銀行みたいだ。

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午前のアポイントを終えて、名所のフェリー・ターミナルへ。ここは最近リノベーションされたらしく、おしゃれなお店が入ってるし、ご飯も軽く食べられる。だからフィッシャーマンズ・ワーフはあきらめてよい。ってしつこいか。

 

夕食はyelp大先生に聞いて、最後を飾るにふさわしいお肉をシュラスコスタイルで食べることにした。yelp大先生の素晴らしいのは、予約もできるところだ。英語で電話する必要もない。7時に3人。それだけ。席がいっぱいだったらその場で答えてくれる。Webだから当然、午前1時にも予約ができるのだ。お店の名前はエスペテス・シュラスカリアという大変覚えやすい名前なので、もしもサンフランシスコに行くことがあったらぜひどうぞ。

 

果たして素晴らしい肉に我々はたどり着いた。うまい。うますぎる。様々な部位の塊肉がテーブルにやってくる。焼き加減も微妙に違うので、レアを少し、とか言って切り分けてもらえるのも楽しい。お店は倉庫のような建物で、中はとても綺麗になってる。デートもいれば、誕生日会もいるし、家族連れもいる感じ。

それぞれのテーブルで会話と食事を楽しむなかにあって、我々のテーブルは男3名、黙々と食べ続けてまるで部活帰りの高校生みたいになってた。肉以外はすべてビュッフェスタイルになってるから、野菜を取りに行って、肉と食べて、また野菜を食べに行って・・・というフォーメーション。無限に食べられるかに思えた瞬間もあったが、やはりそういうわけにはいかず、泣く泣くデザートのチョコレートムースとエスプレッソに移り、出張のまとめをしてホテルに戻った。

 

帰路の飛行機では韓国映画の「怪しい彼女」というのを見たんだけど、機内食ペンネを食べながら、うかつにも泣いた。

 

モントリオールで買ったレモン・ジャム。恐ろしいほどに黄色い。けど、味はやさしくておいしい。

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