手すり

おれブログかく。

カンバーバッチさん、ドクター・ストレンジやるんじゃなかったっけ。

映画館に行って、イミテーション・ゲームを見てきたよ。アラン・チューリングの伝記映画ですが、ベースになってる事実のエピソードがもう強烈ですわ。ゲイの天才数学者が誰も解けないナチスドイツの暗号を計算機を開発して解読したけど、その事実は数十年秘密にされたという。麻雀だったら軽く跳満ですわ。12,000点でしたっけ。

 

キャストもベネディクト・カンバーバッチキーラ・ナイトレイが出てればまあ問題ないですよね。カンバーバッチ先輩が変人・天才役やって外すわけがございません。キーラ・ナイトレイの美貌も相変わらず素晴らしい。いま、Wikipedia見たら彼女の貧乳について結構な分量かかれててありがとうございます。幼年期のアランを演じた子役も大変演技が上手で、関心しました。やっぱり役者の層が厚いよな。

 

一応のアラン・チューリングに関する事実は知っててそれから見に行ったのですが、案外映画に引き込まれておりました。展開がテンポよくて、見たいスピードで話が進む感じ。だからエニグマの解読の瞬間とか、本当にしびれた。

 

見ながら考えてたのは、カンバーバッチ演じるアラン・チューリングがわがままな天才なんですけど、自分だったら一緒に働けるかなということ。暗号の解読が一向に進まないのに、訳のわからん機械ばかりに注力する同僚と、いかにうまくやって、成果を上げるか。天才を信じるか、信じないか。気持ちとしては信じたいけど、目の前にいたら自信がない。今のところの結論は、今の会社には天才はいないから、いなくて良かった。天才はめんどくさい。

面白い映画なので、観ると良いです。

 

それと関係ないけど、毎回行ってるシネコンは地元の自動車教習所のCMが必ず上映前に流れます。手作りCMだから見ているこっちが恥ずかしくなるんだけど、何がイラつくって、CMに出てる教習所の先生がだんだん演技が上手くなってるのが一番イラつくんですよね。しゃばっ気出しやがって、みたいな。いいんですけど。