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夕子ちゃんの近道

第一回大江健三郎賞受賞ということで。
非常に清潔な世界で、すこし暖かい。正直、印象に残る作品と感じないのだが、それはアクの強いのばかり読んだからだろうか。

大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇

前田司郎。今は劇団系がアツいのか。前に読んだ「恋愛の崩壊と・・・」はすごくおもしろかったので期待したのだが、おもしろトーンが少し抑えめで、ちょっと不完全燃焼。最後の方で「いい話」っぽくなったのはどうなんだろう・・・。いっそのこと「赤い人」に捕まったりしたらおもしろくなったのかも知れないとか、思いました。

わたしたちに許された特別な時間の終わり

というわけでこれも買ったのだ。後輩のtmrがおもしろいと言っていたから。まだ読んでない。帯を見ると

「あ始まったんだねやっぱり戦争」----イラク空爆のさなか、渋谷のラブホで4泊5日。

とある。俺は確かイラク空爆のさなか、noguchi8と王子のサウナにいたのだった。