手すり

おれブログかく。

9時過ぎに起床。

本当に久しぶりに映画を観に行った。見たのは「太陽」。イッセー尾形のモノマネが気になったのと、先日山田風太郎の「同日同刻」を読んでいたのと。

11時からの回に行くと、ほとんど年輩の人だらけ。一部は夫婦で来ている。日曜日の銀ブラをこの映画からはじめるとは、夫婦の間にかなりの信頼関係があると推察される。

ロシア人の監督というのがまた不思議だが、

「太陽」はアレクサンドル・ソクーロフ監督が、ヒトラーやレーニンを描いてきた3部作「20世紀の権力者」のひとつとして、これまで誰も描いて来なかった昭和天皇をテーマに据えた作品。

とのこと。

個人的には、ヒトラー、レーニンという並びはいささか強すぎる気がするけれど、海外の人から見ればそうなのかもしれない。

キャストはイッセー尾形桃井かおり佐野史郎など。

人間宣言をした天皇が、少し戸惑いながら人らしくなってゆくのが描かれていた。これを見て、何を思うのが正解なのかわからないけれど、個人的には、観てよかったと思った。