■
朝まで飲んでいたので、帰りは神楽坂5時半着。最寄の出口は6時まで開かないのです。それを忘れていたので別の出口まで遠回りしなくてはいけなかったのです。
しかし、今朝は開かない改札で女の人が困っていました。で、「6時まで開きませんよ。」といったら「ここに切符置いて出てっちゃだめですかね。」と言ってました。それもアリかと一瞬思いましたが、出口のシャッターがしまってたら何にもならんなと思ってそう教えてあげました。
で、要するに一緒に遠回りしたわけです。
その間その女の人は「不便」とか「不親切」とか、「寒い」とか、要するにそういうあまりよくない単語を連発してて、私は話をあわせていたわけです。
地下鉄のホームはすごく真っ直ぐでその先に闇があって、そこを知らない女の人と歩くというのがとても奇妙な感じがしました。
やっと地上に出ても、なんだか薄明かりでひんやりしてて、どうにも現実味がありません。その女の人は今度は神楽坂通りの逆転一方通行についても苦言を呈していました。
結局、もとの出口の前まで一緒に歩いて、挨拶して分かれました。
なんか、こうして書きながら状況を思い出していますが、全体的にふんわりしてて、夢だったのかもしれません。
でも、その女の人がデニムのスカートを履いていたのはよく覚えてます。