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読書しました。
突飛でもない世界が繰り広げられますが、それが崩壊しないだけの力量が見事です。ちょっと怖いところもあってどきどきしました。
ただ、彼女さんのエピソードはボリュームが中途半端では。
初めてこの方の小説を読みました。
高校生が主人公の話です。
で、こういう、高校生とかの登場人物に触れるにつけ、いつも思うことがあるのです。
みんな、あたま、よすぎじゃないか?
もちろん、勉強が出来るとかそういうのではないですよ。みんな、自分の気持ちが整理できてて、考えが纏まってて、さらにそれを表現する言葉をきちんと分かってる、ということです。それがいつも気になります。
少なくとも自分のことを振り返ると、自分が何考えてるのかよく分からなかったし、その上反省しなかったし、冬でもビーチボーイズ聴いてたし、と、要するに子供だったわけです。そんなもんじゃないのか、高校生って、・・・俺だけか。
小説の登場人物を比べるのは大人気ないかもしれませんが、なんとなく、高校生が老獪すぎて、入っていけないのです。
うーむ。