手すり

おれブログかく。

 読書しました。

 オーデュボンの祈り (新潮文庫)

 突飛でもない世界が繰り広げられますが、それが崩壊しないだけの力量が見事です。ちょっと怖いところもあってどきどきしました。

 ただ、彼女さんのエピソードはボリュームが中途半端では。

 夜のピクニック

 初めてこの方の小説を読みました。

 高校生が主人公の話です。

 で、こういう、高校生とかの登場人物に触れるにつけ、いつも思うことがあるのです。

 みんな、あたま、よすぎじゃないか?

 もちろん、勉強が出来るとかそういうのではないですよ。みんな、自分の気持ちが整理できてて、考えが纏まってて、さらにそれを表現する言葉をきちんと分かってる、ということです。それがいつも気になります。

 少なくとも自分のことを振り返ると、自分が何考えてるのかよく分からなかったし、その上反省しなかったし、冬でもビーチボーイズ聴いてたし、と、要するに子供だったわけです。そんなもんじゃないのか、高校生って、・・・俺だけか。

 小説の登場人物を比べるのは大人気ないかもしれませんが、なんとなく、高校生が老獪すぎて、入っていけないのです。

 うーむ。