手すり

おれブログかく。

 思い出した話ですよ。

 暖かいころですが、自分の白い自転車に載ってふらふらしようと思って外出しました。家の周りは坂が多くて、と言いますか、坂の途中に家があるぐらいです。なので出かけるとなると最初は上り坂か下り坂になります。

 体力ないので下り坂を選んでてろてろと出発。ペダルを漕がずに坂の力で坂を滑り降りていきました。おお、これは楽じゃわい。

 気を良くしてるので小さな角をそのままのスピードで曲がろうとしたら、向こう側からおっさんの運転するバイクが来ました。普段は人通りの少ない道なのですが、そういうものなのですね。

 で、ぶつかるのも趣味じゃないのであわててハンドルを切ったら、民家の塀にぶつかりそうになりました。でその塀には郵便ポストが埋めてあってそこに「HORIE」って書いてあったのです。それをみて「あ、ホリエだ。」と思ったのです。

 ぶつかるとか、そういう危機的な状況下ではすべてがスローモーションになったりしますが折角のスローモーションをそういうことに使うのはもったいないと思いました。