手すり

おれブログかく。

 この週末は、土曜、日曜と父親と新潟へツーリング、のはずでした。しかしながら、台風様のおかげで、ツーリングは無理ということに。

 ところが、宿の予約はとっくに済んでいます。折角なので車で行きました。

 土曜日の早朝、父親と二人で軽自動車に乗り込み、いざ新潟へ出発です。埼玉、群馬は予報どおりに雨が降り、車で正解だったと、二人で喜んでいました。

 しかし、関越トンネル(総長:10Km)を抜けると、びっくりするぐらいの快晴です。しばらくしてパーキングエリアに車を止めて、二人でベンチに座り絶句していました。

 「バイクを持ってきてもらおうか。」

 父親がボソッと本気か冗談とも取れないせりふをはいています。とりあえず、コーラを飲ませて、車を出しました。

 そんな腑抜けた二人の気持ちに加え、男二人で軽自動車に乗っての旅行というので、新潟市内に入ってもあまり観光気分は盛り上がりません。

 行き場をなくした二人の協議の結果、海辺の水族館に行くことにしました。

 「こっちで言った魚を握ってくれるのか」

 と父親が言っていましたので、

 「でしょうね。」

 と言っておきました。

 水族館に入ると偶然、イルカショーの開始5分前です。協議の結果、見に行くことになりました。

 6メートルほどの高さにつるしたボールにジャンプで届いて見せたり、フラフープをまわして見せたり、要するにいつもの内容なのですが、なぜか二人して大興奮しました。やはり本物の迫力はすごいと言うことでしょうか。

 その後の行程はあまりぱっとせず、月夜野温泉に宿を取りました。意外にお湯の良い旅館でしたが、このご時勢ですから真偽のほどは明らかではありません。

 そして今朝早くに宿を出て、午後過ぎには実家に帰りついたのでした。