手すり

おれブログかく。

 近くを流れる川に架かった橋の下、ノラ猫家族が暮らしています。彼らは大きなあくびを生業として、気が向いたところで兄弟同士でじゃれあっています。そんな彼らも大きくなったらこんな風になるのだろうと、私のバイクの上であくびをしている灰色猫を見ながら思ったりするのです。そいつはいつも駐輪場にいて、私のバイクか、隣の隣に止めてあるスクーターの上で寝ています。けしてなつかないし、色艶も、目つきも、声もよくない猫なのですが、灰色のぶちだけはとてもきれいで、深い色をしているのです。