手すり

おれブログかく。

 昨日は、送別会でした。

 送り出したのは、学生時代のバイト先の店員さんです。初めて会ったのはバイトに入った8年前です。公私共に仲良くしてくれた人で、今の私、さらに言えば、東京での私の人格に大きな影響を与えた人です。

 この人がいなかったら、もう少しほかの人に私はなっていただろうと思います。真冬の午前2時にバイクに乗ってスピードメーターに雪が落ちるのを見ることもなかっただろうし、恋愛話よりもエロ話のほうが得意になることもなかっただろうと思います。

 送別会のほうはあまり湿っぽくなることもなく、普通の飲み会という形で、淡々と進みました。それはそれでとても楽しかったのですが、もう少し送別会らしいことができたらよかったかなという気もします。本来、送別会とかいったものが苦手なのです。だけど今回ぐらい、しっかり送り出したかったのです。本当にお世話になったから。

 普段、人間関係に深入りしない態度をとっているとこういうときに不自由することになるということに、最近やっと気づいたのです。