手すり

おれブログかく。

 本で見たのか、サイトで見たのか、漫画に出てきた食べ物の話をどこかで見ました。そこには確か、「アルプスの少女ハイジ」にでてきたチーズフォンデュとかが挙げられていたような気がします。で、私の中で一番おいしそうなのは、ゲゲゲの鬼太郎のなかでねずみ男が食べていた、「鬼太郎の魂のカツレツ」です。

 何かの妖怪とたたかっていた鬼太郎がやられて、口からぽわりと魂が抜けてしまいます。それをねずみ男が虫取り網で捕まえて、カツレツにしてしまうのです。

 ねずみ男は魂のカツレツが大好物らしく、作るさまも丁寧に描写されていました。素敵なのは魂に小麦粉をつけるときに「コテコテ」と言う擬音が使われていることで、それ以降「コテコテ」と言う擬音は私の中でお気に入りになりました。

 できあがったカツレツを、ねずみ男が柄にもなくフォークとナイフでいただいていたのも素敵です。

 ちなみにこれを初めて読んだのは小学校のときで、「カツレツ」と言う食べ物がどんな食べ物なのか知らず、自分の中でものすごく創造を膨らませていました。父親にカツレツという食べ物について聞いてみて、カツと同じと言う答えをもらっても父親が嘘をついていると思っていたぐらいです。