手すり

おれブログかく。

 そんなわけで、ジオサイトに行って来ました。

 シオサイトではありません。虎ノ門です。シオサイトのとなり駅ですが。


 トンネルと、それを掘るシールドマシンを見たくて、id:murixngさんを無理に誘いました。


 12時ちょうどぐらいに着いて、入り口に行くと「90分まち」の看板が出ています。ちょっとばかりたじろぎましたが、気を取り直して並びました。土曜日の虎ノ門ですから、90分並ぶほかにやることもないというのが本音です。

 並んで周りを見渡すと、いるのはそれ系の人ばかり。何系かと聞かれると困るのですが、なんというか、メカとか、そう言う感じです。東ドイツ軍のサープラスのジャケットを着てる人が数人いました。これ以上はなんともいえません。

 実際には60分ほどの待ち時間で、受付をすることができました。

 受付で住所と名前を書き、荷物を預かり、ヘルメットを受け取ります。手が汚れないように軍手を一組いただきました。是はもらえるようで、お土産にします。

 実際に穴に下ります。最初はやく20メーターぐらいを階段で降ります。螺旋階段で頭がくらくらしました。

 いろんな機械があって泥水を泥と水にわける機械とか、空気を供給するダクトとかが、ちょっとした迫力で配備されています。普段は工事に従事している人が解説をしてくれたのですが、どの方もとても誇らしげで、そのことが好感が持てました。

 そこからさらにエレベーターで地下30メーターまで下ります。無骨な工事用エレベーターなので、かなり怖いです。そこからさらに階段で降りると最深部、地下40メーターです。

 ここにはお目当てのシールドマシン(穴を掘る張本人。)が設置されており、ものすごい迫力でした。直径7.4メーターです。これが24時間、穴を掘り続けるのです。つつがたもぐら。

 つつがたもぐらは顔面が平らで、そこに牙のように、ビットと呼ばれる刃がついています。ビットのついた前面がぐるぐる回ることで掘り進んでいくようです。

 掘って掘って堀まくったモグラは、自分のお尻で壁を張りながら進んでいくとのことでした。おりこうさん。

 

 残りを一通り見て、地上に上がったらいつもの景色でした。地下にこんなにすごいものがあるなんて、お釈迦様でも気づくまい。


 そのあととんかつをたべて、とんかつやの店長さんがそそっかしいのを見届けました。