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owlさんのところ(id:owl:20040413)で、「うさぎやのどらやき」が挙げられていたので。
id:owlさんへ。私信。
うさぎやさんは、日本橋と、御徒町に、兄弟店(と思われる)があります。id:owlさんは日本橋のお店を利用されたようですが、御徒町のほうには、うさぎまんじゅうがあったと思います。
で、どらやきに関してですが、(御徒町のどらやきを食べた者としての意見です。)
owlさんの書いた、「どらやきというものに対する考え方が変わるほどのそれ」というのは、言い過ぎなのかもしれません。
でも、
「一度あのどらやきを食べてしまうと、ほかのどらやきは食べられない」というのは、実感しています。
ですので、御徒町のほうも、試してみたらいかがでしょうか。ものすごく、おすすめです。
以上、私信終わり。
以下は個人的な思い出です。
私がまだ小さかった頃、母親がどこかで情報を仕入れて買ってきて以来、東京土産の最上級が御徒町のうさぎやさんのどらやきでした。かなり繊細な食べ物で、製造日の内に食べないと格段に味が落ちて、もったいないことになります。母も近所におすそ分けする際に、細心の注意を払っていました。
何度か、母親に連れられてお店に行きましたが、お店の構えも落ち着いたもので、身形のよい大人の方が甘いものを楽しむ感じがして、とてもいい雰囲気でした。
その後、私自身働くようになり、実家に帰る際にうさぎやでどらやきを買って帰ると、なんとなく大人の仲間入りをしたようで、誇らしく感じました。
こないだ行ったときに気づいたのですが、どらやきは「どら」、うさぎまんじゅうは「うさ」と呼ばれています。
なので、「どらやき四つとうさぎまんじゅう四つ、ください。」と、注文することになるのですが、そのときに店員さんが
「どら、うさ、よんよんです。」
と、後ろに声をかけるのです。その呼び方がちょっとおもしろいなと思い、どらやきばかりでなく、今度はうさぎまんじゅうも買ってみようと思っています。
- 社用族も多くて、小分けの箱をいくつも黒塗りの車で買いに来る人もいます。
- 包み紙がとてもかわいくて、父親はそれでブックカバーを作っていました。
追記
リンクです。>>御徒町のうさぎや