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手すり

おれブログかく。

手の上で野菜を切るのもまねしたりした。

昔、NHKには「世界の家庭料理」って番組があって、まだ小さいころだったけど、楽しみにしてた。

今でも覚えてるのはなんか、ヨーロッパのどこかだけど、パン生地こねたのを発酵させるのに窓際のオイルヒーターの上にのせてしばらく放置するという手順だった。まだパンを作るというのがとても手間のかかる、わけわからん工程のものだと思っていたから、そこを何とかしてくれるオイルヒーターすげえって思った。オイルヒーターは就職してから買った(パンは作らなかったけど)。

昨日、「シェフ 三ツ星フードトラック始めました」という映画を観に行った。シェフであるおっさんの没落と再生の話なんだけど、素直に見られる良作でござった。自分としては、父子の関係修復のストーリーとしてみていた。

主人公は当初、仕事の領分から息子を遠ざける。そのほうが仕事に集中できるから。だけどフードトラックからの再出発では、息子を夏休み限定ではありながら、仕事仲間として受け入れる。一緒に働くことで、父子の関係が生きたものになる。これを観て、働いている背中を子どもに見せられる仕事というのはうらやましいなと思った。

それと小さく感動したのはエンドロールでのメイキング映像。内容は料理指導なんだけど、グリルで焼くチーズサンドについて。チーズサンドに切り方について「外科医のように正確に切る。集中すること。世界にサンドと自分だけ。切り方を間違えたら世界が終わる」っていうのがあって、素晴らしいと思った。世界っていうのは簡単に終わるし、簡単に始まるのだ。

ひとつ学んだこと。料理が上手いとセクシーな女性と結婚できるし、その人と離婚してもスカーレット・ヨハンソンと付き合えるということ。息子にもぜひ10歳の誕生日に6インチのシェフ・ナイフをプレゼントしたい。