手すり

おれブログかく。

6日目。地獄自転車再開。しまなみ海道の巻。
8時ぐらいにスタート。まずは向島行きの渡し船にのる。自動車向けのしまなみ海道は尾道に始まるけど、尾道と向島を結ぶ橋が自転車に対応していないので向島までは船なのだ。おれの他に3人いた。みんな速そうな自転車に乗っていて、折りたたみはおれ一人だった。船の料金は一人100円で、自転車は10円。10円って。

船を下りると、みんな道に自信がないらしく、島内道路図の前でまごついて誰かが出だすのを待っていた。それなりに雰囲気掴んだので出だしたら後から付いてきたから全力で逃げた。しかし、しまなみ海道に乗れば道には青いラインが引いてあり、今治までの残りの距離が書かれているという安心設計。途中でいろいろ写真撮ったりしたらあとからどんどん抜かれた。天気も良く風も気持ちいい。




大三島では大漁という食堂が有名とのことだったので行くことにしたのだが、峠を越える羽目になった。空腹には死ぬほど辛い。
着いてみると自転車の人もちらほらいて、確かに安くて量が多い。すごいのは店のシステム。おかずはすべて大きなカウンターに置いてあって、それを好きに選んで食べるのだけど、電子レンジが置いてあってそれを使って自分で暖める。びびった。
食後に一休みしてたら知らないおじさんから話しかけられて、自転車の話をした。ニコちゃん大王に麦わら帽子かぶせたような風体のおじさんだったのだが、けっこう詳しいようで自転車の値段をぴたりと当てて来やがった。

風呂に入りたくなったので近くの温泉へ。
この温泉の優待券をもらったのだが、ボイラーの調子が悪いということでなんと無料だった。実際に入ってみると、特に問題なかったので得した。ここは海水の風呂がウリなのだが、何となく浸かったらお肌がスベスベになって驚いた。ここでもおっさんに話しかけられた。
伯方島まで進んで、宿に泊まるために夕方に岩城島へ渡る。この宿は「しまなみ海道 民宿」とかでggったのだが、しまなみ海道から外れた島なのだ。googleあやまれ。ザッカーバーグあやまれ。渡し船は人が260円で自転車が500円だった。待ち時間が長かったから畳んでおけば良かった。
晩ご飯は宿に併設の居酒屋で適当に食べた。なぜか担々麺たべた。宿の近所にネコがいたのだが、まったく懐かず。散歩をしていたら島民の人はすれ違うときに挨拶してくれるのが素敵だと思いました。
やることがないのでテレビを観ていたら懐メロ特集をやっていて、それに触発されて稲垣潤一のロングバージョンが聞きたくなった。なぜか部屋にwifiがあったのでiPhoneで聞いて、眠くなったので寝た。