手すり

おれブログかく。

ブッダ。ブッダだろ。

今週のお題「好きな漫画」

土田世紀の漫画がすきでとくに「俺節」が最高なんだけど、きっとみんなが褒めるだろうからそれは置いといて別の漫画について書く。

手塚治虫の「ブッダ」だ。手塚治虫は有名だけど、「ブッダ」を褒める人にあったこと無いから俺が褒めよう。

よい。とてもよい。

何が良いかと言われると、「面白すぎない」というのがこの漫画の良いところなのだ。面白い漫画はたしかに数あるけれど、そういう漫画は味が濃いから、繰り返し読もうという気にならないという欠点もある。その点、「ブッダ」おもしろすぎないから、読んで半年も経つと内容をいい具合に忘れる。

現に本棚にブッダがそろってそろそろ20年ぐらいになるけど内容をあまり覚えてない。ブラフマン、ダイバダッタ、タッタ、ミゲーラ、スジャータ、アヒンサー、デーパ、コーサラ国のルリ王子。・・・けっこう覚えてるもんだな。

まあ、でも途中の巻から読んでもあー、そんなのあったなあ、って、昔のアルバム見るみたいな感じで読める。しかもブッダの人生がすごすぎるからとくに教訓も残らない。こういう、読む前と読んだあとでまったく人生が変わらない漫画が良いよね。