やまやまですよね。
おくさんがおれの姉さんとおれの友達の彼女とおれの大学の後輩とネズミーランドに行くというのを良いことに、トレッキングに行くことにした。おくさんも山は行きたがるのだけど、それほど体力がある方ではないので、ひとりで行く山もある。ストイックな男の一人山が選ぶのは、西武線のハイキングマップだ。このサイトは素晴らしい。
まずURLが男らしい。しかも難易度別になっている。今回はストイックがテーマなので、難易度「登山レベル」で選ぶ。
http://www.hikingmap.jp/hikingmap/nanido.html#tozan
またもやURLがかっこいい。で行ってきたのが伊豆ヶ岳コース。全行程6時間のオトナのコースだ。
6時半に起きて、奥さんが寝ているのをいいことに炊いてあったごはんを握り、卵焼きを思いっきり甘く作って包んで家を出た。電車に乗ってらっきょうを持ってくればよかったと後悔したけど、すぐ眠くなって寝た。9時過ぎに正丸駅に到着。八王子ナンバーのバイクが駅前で休憩していたり、山ガール(当然ボーダーで2人組。)がいたりした。駅前に10人くらい人がいたけど、ひとりなのは俺だけだった。
とにかく登山開始。最初のうちはアスファルトの普通の生活道路を登る。日差しがきつくて汗が出るほどの陽気だ。そのうち民家の庭先みたいなところを通って山道へ。前日雨だったせいか、途中で川底みたいなところを歩いたりして、
フガフガしながら行くと最初の峠。正丸峠。めんどくせーから写真は撮らなかった。結構ここまでで消耗してたから途中で帰る道を考えたりしたけど、それ以降は山道で直射日光がなく、むしろ歩きやすかった。頭の中ではなぜか安室奈美恵の「Body Feel Exit」がパワープレイされていたのだけど、イントロしか知らないのでイライラした。
途中、岩場みたいなところがあって、高さ15メートルくらいを岩に張り巡らせた鎖で登るというファイト一発なところがあった。取り付きの前に看板があって「自己責任でどうぞ(飯能市)」とあった。笑った。そこは迂回していけるんだけど、今回はストイックなので登った。
そのあとはまだ11時過ぎだったけど、お腹がすいたのでおにぎりを食べてしまった。卵焼きはちゃんと冷ましてから包まないと汁が出るということを学んだ。お気に入りの手ぬぐいに卵のシミができた。途中、山道に矢印がたってて、「山道」って書いてあって驚いた。
結局ぜんぶで小さい山を5つぐらい尾根伝いでまわって、5時間ぐらいかかった。
あと、「このあたりではうなぎが神様でした。でも木こりが食べてしまって嵐になりました」とかかいてた。すみません。埼玉県民はうなぎが大好物なんです。俺からも謝ります。
そんなこんなで下りの途中でうどんを食べた。
http://r.tabelog.com/saitama/A1106/A110603/11004154/
向こうのテーブルでは家族連れが席にいた。男の子が薬味を梅雨に入れようとした時におかあさんから「ちゃんと味見してから入れなさい。いきなり全部入れちゃダメよ」とかなり通好みなしつけをしていた。男のはちょっと納得行かないようだった。そのあとおれのうどんが来たから、男の子の目を見ながら薬味をザーッと全部入れたら男の子が足をバタバタしてた。いいか坊主。これが大人の男だぞ。
帰りの電車は熟睡して、家に帰ってもおくさんはまだ帰ってなかったので、風呂入って着替えてマンガ喫茶行って宇宙兄弟イッキ読みしたら山の記憶がなくなりかけた。そのぐらい宇宙兄弟面白いよね。