手すり

おれブログかく。

初めてジムに行って、トレッドミル(以下、地獄車)っていう、ランニング用のマシーンを初めて体験した。今まではジムの空気もいやだし、機械相手にハァハァいうのもなんか恥ずかしかったので避けてたんだけど、週末丸ごと雨のようだったので行ってみたのだ。
行ったらいきなり地獄車が全部埋まってて、なぜかエアロバイクをやるハメになった。私ったらいっつもこう。結構つらいし、なんだこれ。でも5分くらいやったら空いたので地獄車へゴー。地獄車の使い方をジムのお兄さんに教わりながら、ちょっとだけ動かしてみる。時速5キロぐらい。なんか、こわい。ペースがつかめない。だんだん速度を上げていくと走る感じになってくる。時速11キロぐらいがちょうどいいみたい。今おれ超ハムスター!って感じで笑った。しかし機械に慣れてペースが安定してくると今度は、頭が混乱してくる。足が動いているのに前に進まないからだと思う。距離は目の前のサインに出るけれど、全然伸びない。一方で足は楽だ。なんとなくクッションが効いてるから足に負担が少ないのだ。足に優しく頭に厳しいのが地獄車。40分ぐらいで飽きたから一度やめた。一番良いのは眼鏡を外しててよいことだと思いました。街で走るのと地獄車はだいぶ違う。犬と猫ぐらい違う。地獄車が犬です。いや、逆か?

ちょっとバイクに移動。LSDだぜ!みたいな感じで漕ぎ出す。
そのうち隣にカップルが二人で並んで、バイクを漕ぎ出した。女の子の方はデートが嬉しいのか、すごいテンション上がってて、なんかすげーなーと思った。10分ぐらいで「つかれたー」とか言い出してバイクから降りてたけど、もうちょいおまえはやっとけと思った。いいから。やっとけ。

あと、ちょっと離れたところでは女の人がひとりでバイク漕いでたけど、音楽聞きながらで、さらに足元のトートバッグから本を取り出して読み始めたので、そのうち同じトートバッグから熱々のラーメンでも出して食べ始めるんじゃないかと思ってドキドキした。

全体的におもしろかったので、行くのが面倒でなければ、また行く。
そういえば後輩のひとりがジムで知り合った人と結婚したらしいけど、おれがジム行っても見かけたのは更衣室でフルチンでぴょんぴょん跳んでるおっさんぐらいだからね。新種のポケモンかクリーチャーだろ。あれ。