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- 作者: 内田樹
- 出版社/メーカー: NTT出版
- 発売日: 2005/10/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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非常にわかりやすくて良い本でしたが、少し面白すぎるかもしれません。
連想するに私の中では、アメリカに対するイメージはコカコーラ・ダイエットに代表されています。彼らは「コカコーラを飲みすぎると太る」というときに、「コカコーラを飲むのを我慢する」のでなく、「飲んで太らないコカコーラをつくる」というアイデアに行き着くことのできる人です。
日本人であれば、「コカコーラを飲むのを我慢する」というのが当たり前にあると思いますが、彼らの出す結論は違います。しかし、彼らの出す結論のほうが明らかに資本主義の拡大再生産にフィットしているように思え、資本主義というものが彼らの流儀であるというのを強く感じます。
我慢してしまう日本人に資本主義は果たして本当に乗り切れるのか、疑問に思ったりしつつ、毎日コカコーラダイエットを飲んでます。
あ、あとバットマンとスパイダーマンとスーパーマンのどれを好むかでタイプが分かれる気がします。
ちなみにスパイダーマンが一番好きです。