手すり

おれブログかく。

 玄関のドアを開けると階段の下に子猫が一匹。ぼやけたキジトラの雄で、何度か見かけたことがあります。

彼はいつも一人でうろうろしています。ほかの猫が家族ぐるみで移動しているのからみると、とても淋しそうに見えます。しかしながら彼はそんな風を見せるでもなく、近所の駐車場で虫を追いかけ、隙あらばうちの階段で日向ぼっこをしています。


さらに、昔、冷たい雨の日でしたが、植栽の下にノラ猫がうずくまってるを見かけたことがあります。まったくのずぶぬれで、目を細めて雨がやむのをあてどなく待っていました。不憫に思い撫でてやろうとしたら思いっきり手を引っかかれました。

彼らのこうした毅然とした態度をみるにつけ、襟を正す思いです。