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手すり

おれブログかく。

今週末に引っ越しをするんだよ。

引っ越しをするのはマンションを買ったからだけど、マンションを買ったのにさしたる理由もない。とにかくマンションは決まって、それが浦和だから浦和に引っ越す。浦和という町は、熊谷に住んでいたころから知らない街で、印象がない。熊谷からの高崎線は浦和に止まるけど、浦和駅の構造上、街の様子が見えない駅で、よくわからなかった。県庁がある。伊勢丹がある。最近きれいになった。以上。

 

買ったマンションは駅から13分ぐらい歩く。途中に商店街はあるけど、かなりさびれていて、不味そうな和菓子屋とか、もうダメそうなテーラーとかがあるだけで、なにも期待できない。おばさんが思いつきで始めたような和小物とカフェみたいな店があるのだが、それがまた場末感を強めている。

 

マンションにはサブタイトルがついていて、「Oxford House」と書いてあった。入口あたりに重厚な英国調の内装に革張りのソファが置いてあるけど、そこだけ。一歩はいると101号室の窓にすだれがかかっているからいい加減だ。

 

よく思うんだけど、日本って、マンションという住処をうまく消化できてないんじゃないかと思う。集合住宅と言っておけばよいものを、マンションとか言い出してから、訳が分からなくなってる。だからフランス語の名前を付けてみたり、いきないOxfordとか言い出したりする。うちもマンションの名前はフランス風なのに、サブタイトルがOxfordで意味が分からない。普段友達を連れてこない息子が珍しく友達を招いたら、母親が料理をがんばりすぎて刺身と牛丼を同時に出す感じだ。

 

部屋はよい。日当たりと風通しと隣の人の感じがよい。隣のおうちには、中学3年生の男の子がいるというので、夜中にパンクを爆音でかけたりして、思春期のもやもやをぜひ期待したい。今の隣人はイケメン大学生で、遊びに来る女性が複数いたにもかかわらず、刃傷沙汰にならないのでがっかりしていた。中学3年生にあられましては、是非とも本懐を遂げてほしい。

 

閑話休題。とにかくその、刺身に牛丼みたいなマンションで暮らす。