手すり

おれブログかく。

2日目。出雲に朝10時着のはずが11時。車を借りていたので受け取りに行く。今回はマツダレンタカーなのでデミオ。おれの好きな車です。丸くてよく走る。本当は緑が好きだけど銀色で我慢した。まずはいきなり須佐神社に行く。彼女さんのリクエストだがあまりに渋い神社で今回の旅行が渋いものになることを暗示している。だがなんとなく良い社であった。枯れっぷりが良い。

そこから日御碕灯台へ。灯台マジ高い。軽い気持ちで上に登ったけどテラス部分のコンクリ床が波打ってて絶命しそうになった。行きがけの道ではイカ焼きを売っている。魂の抜けたバアさまがうわごとのように声を掛けつつイカを焼く。その姿はある種ホラーだった。

そしてやっと出雲大社。広い。でかい。参道の起伏がほとんど丘。何でまたこんなところにという疑念で一杯になる。とにかくお参りを済ませた。ついでに博物館に行った。出雲大社はかつてものすごい社であったという説があり、それを復元した模型があるのだ。それを楽しみに行ったのだが、よく見るといくつかある復元図の一つでしかないとのことでちょっと残念。でもとにかくこれが立ってたらすげーなと思いました。


ほとんど偶然だが、ちょうどその日、出雲大社で能の上演があり、その前に内田樹さんがお話をするという。ハァハァしながら参加。内田先生を初めて生で見た。やっほ。上演する能の演目が「羽衣」だったことから、お話は異界、わからないものとのインターフェースについて。ふむふむとお話を聞いた。時間の都合、能は最初しか見られなかったのが残念。
宿は皆美というちょっとよい宿。さすがJTB。あとで読んで知ったのだが、バーナード・リーチ先生も泊まった宿らしい。
夜は彼女さんの希望で、どじょうすくいショーに。入場料500円で手ぬぐい付き。一通り見た後、観客をステージにあげてレクチャーするというので彼女に言われてステージに上がった。おれには見えたよ。どじょうが。