手すり

おれブログかく。

わかるわからないわからない

内田樹さんが「映画の構造分析」という本を出していたので買った。映画をよく見るが、実を言うと構造とか分析とかがさっぱりわからない。わかったら良いなと思い始めたのが15年くらい前で、今もわからないのだから、一生無理なのかもしれない。みんなどれくらい「わかって」観てるのか。そう思っていた矢先にこの本が出ていたので買った。
まだ途中なのだが、「エイリアン」と「大脱走」の分析を読んだ。その上での感想は、まあ、言われてみればそうなのかと。だいたいは性的シンボル探しのような。たしかに大学生の時に取った「映像文化論」という授業でもそんな内容だった。しかし一方、それがそうだったとして、それがなんなんだろうかという気もまたしますよね。
しかし一昨日、”somewhere”を観に行ったので、試しにそういうシンボル探しをしてみたのだが、上手く見つからなかった。そういう映画でもないのかな。

映画の構造分析―ハリウッド映画で学べる現代思想 (文春文庫)

映画の構造分析―ハリウッド映画で学べる現代思想 (文春文庫)