わかるわからないわからない
内田樹さんが「映画の構造分析」という本を出していたので買った。映画をよく見るが、実を言うと構造とか分析とかがさっぱりわからない。わかったら良いなと思い始めたのが15年くらい前で、今もわからないのだから、一生無理なのかもしれない。みんなどれくらい「わかって」観てるのか。そう思っていた矢先にこの本が出ていたので買った。
まだ途中なのだが、「エイリアン」と「大脱走」の分析を読んだ。その上での感想は、まあ、言われてみればそうなのかと。だいたいは性的シンボル探しのような。たしかに大学生の時に取った「映像文化論」という授業でもそんな内容だった。しかし一方、それがそうだったとして、それがなんなんだろうかという気もまたしますよね。
しかし一昨日、”somewhere”を観に行ったので、試しにそういうシンボル探しをしてみたのだが、上手く見つからなかった。そういう映画でもないのかな。
映画の構造分析―ハリウッド映画で学べる現代思想 (文春文庫)
- 作者: 内田樹
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2011/04/08
- メディア: 文庫
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