手すり

おれブログかく。

きょうはこれに行ってきた。
浜口陽三 + 植田正治 「夢の向こうがわ」
http://www.tokyoartbeat.com/event/2010/5C53
浜口陽三はカラー銅版画。だいたい黒いバックに静物という構成で、色使いは暗いんだけど黒が柔らかくて涼しい。すいかとか、さくらんぼとか、レモンとか。スイカが特に気に入りました。
植田正治は、砂丘で有名な人という認識だけで、作品を見たことがなかったので今回行ってみました。砂丘のシリーズは予想通りのシュールな展開で、そのくせ奥さんの写真は妙に力が入ってて面白かったです。もう一つの「童暦」シリーズは初めて知りました。よいですね。子供の顔がいいとか、それだけじゃなくて、なんか、ぶらぶらしてる子供をそのまま撮った様な作品が多くて、そのぶらぶら感が非常に素敵でした。もう少しあるなら見たいんだけど、写真美術館は持ってないのかな。