手すり

おれブログかく。

id:charaokが茨城に海があるのがうまく理解できないそうだ。
それで思い出したので、大洗のことでも書こう。俺の大洗。
小さい頃は、毎年のように潮干狩りに行っていた。実家が埼玉だから大洗はそれ程遠くもない。父親は車を運転するのが好きだったようで、結構いろんな所に車で行った。そのうちの一回、大洗に潮干狩りに行ったのも車で、たぶん日産のオースターって言う車だった。4才ぐらいの時だ。
夜中に家を出て、高速に乗って海に行く。そうすると夜明けぐらいに確か海岸について、そこで母親が作った朝ご飯を家族で食べて、軽く寝たりした。8時か9時ぐらいに、潮干狩りを始める。潮干狩り自体は結構取れたりしたようだったけど、実はあまり覚えてない。砂まみれの貝のアップぐらいしか記憶がない。
そのときは海縁の民宿で一泊した。覚えているのはボロい民宿の外観が一つ。もう一つは、民宿の駐車場から民宿まで歩く途中に、瀕死のトンボが一匹、歩道に落ちていたこと。それを見て母親が「オニヤンマね」とか言ったのだけど、「オニヤンマ」という言葉の響きと初めて見るオニヤンマの大きさが印象的だった。そんなわけで今でも、オニヤンマと大洗と潮干狩りは頭の中で同じ引き出しに入っている。
ちなみにそのとき父親が海辺で撮った自分の写真は、今までの人生でベストショットといえるほど男前に写っている。あの写真どこやったかな。