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マイク・マーシー モハメド・アリとその時代
「モハメド・アリの職業は、ボクサーではなく、チャンピオンである。」
というのは、「モハメド・アリ かけがいのない日々」(asin:B00005FXN4)を上映していた映画館から出たときに持っていた結論でした。
よく覚えているのは、普段はカップルの多いシネマライズが、このときばかりは妙に男くさかったことです。一人で見に行って肩身の狭い思いをせずに済んだのは、珍しいことです。ことにそれがシネマライズの場合は。
それからはサントラを買いアリのせりふをまねしたりして、遊んでました。友達も喜んでいたので。
それでモハメド・アリのことはしばらく忘れて生活していたのですが、なぜかこの時期にこの本が本屋さんに並んでました。この本を買うと少しアリに対して投資のし過ぎのような気がしましたが、悩んだ末に購入。
少し読んでみましたが、単なるモハメド・アリ礼賛の本ではなく、ボクシング、人種問題、政治といった要素までを含んだ、かなり硬い内容の本です。
つづきが、たのしみです。