手すり

おれブログかく。

子どもはかわいいか

 子どもがかわいいかと聞かれれば、特に否定はしない。なんとなく「おおお」という気持ちは自分の中で盛り上がるけれど、その気持ちが「かわいい」なのかは正直よくわからん。

 ただ、子どもと圧倒的に同感する感じはする。子どもが不思議に思って手を止めるタイミングとかに、「だよね」という、圧倒的な同感があって、これは正直今まで誰とも共感したことのない強い感情なのだ。

 そういう瞬間があると、子どももまた最高に気の合う人の一人として考えるようになった。

サーカスって、響きが格好いいですよね。

 さいたまに木下大サーカスがやってきたらしい。むすこがどこで聞いたのか、無料チケットをもらってきた。

 それじゃあ行くかと調べたら、場所は浦和美園のサッカースタジアムの近所らしい。クソ遠い。浦和から浦和美園はバスで40分ぐらいかかる。仮に浦和から電車で40分行くと川崎まで行ける。なので多少萎えるところもあるけど、むすこが行きたがってるから行く事にした。

 早めに浦和美園に行って、ショッピングモールで昼ごはんを食べてから行く。炎天下、クソ暑い。遠くにだんだんテントが見えてくる。なんか不恰好で大きいからジブリの何かに見える。

 とても楽しかったです。はい。

 まず、テントという舞台装置が良い。木下大サーカスはすでに100年の歴史があるらしく、階段の手すり、客席の床板、「指定席はこちら」と書いたベニヤ板のゲート、そういう細かいものが、なんとなーく歴史を感じさせるのが良い。

 で、プログラムですけど、結構オーソドックスな構成です。空中ブランコ、バイクぐるぐる、手品などなど。中でも楽しかったのは、「Wheel of Death」っていう演目で、

www.kinoshita-circus.co.jp

実際死んだら困るけど、家族みんなでヒヤヒヤしながら、「おおおおおお。あぶなーい!おおおおおお。」ってみんな言ってた。

 猛獣使い系はそんなにキビキビ動かないから、ちょっとダレるけど、それを含めても十分に楽しめる内容でござった。

 

オニフスベの夢を見る

 夢の話なんて、好きなこと書けるから意味ない気もするけれど、自分のために書いておく。「ふすべ」とよばれるキノコを食べる夢を見た。

 そのふすべは大きな植木鉢に生えていて、おれはそれを間近で見ている。ふすべはソフトボールくらいある。白くて丸い。

 植木鉢の向こう側には、5歳位の女の子と、その両親がいて、ふすべが出ていることを喜んで、早速食べようと話してる。ふすべの料理方法は独特で、編笠みたいなカバーをかぶせ、それに火を付ける。するとカバーは炎を上げることなく静かに燃えて、下にあるふすべがいいぐらいに焼ける。

 編笠には何がしかの薬が塗り込んであるらしい。ふすべは実は小さいうちは別の名前で呼ばれていて、ふすべなのか、それより小さい状態なのかによって薬の配合が変わるらしく、ふすべを焼いた家族のお父さんは「いやあ、ふすべを焼くのは○○○(子供の名前)のほうがもう上手だなあ。」と言っていた。そういうものかと思って聞いていたけど、結局食べた記憶はない。

 今調べてみたら、「オニフスベ」っていうきのこが実際あるらしい。きっとこれを、実物でないにせよ、どこかで見かけてそれを夢に見たのだろう。

おれは読み聞かせない

 子供に本を読んであげましょうというのをよく見るけれど、全くやってない。絵本が全般的に苦手なのだ。

  • 話がつまらない

 いきなり偉そうで恐縮ですけど、大体の絵本は大人が読んでも面白くないですよね。うさぎが誰と公園行こうが、いいんじゃねえの?としか思わないです。ってか、最初のミッフィーの造形、ヤバいですよね。

  • 音読するには長い

 通しで一冊ずっと読むのは面倒くさくないですかね。疲れるんだよ。

  • 意味がわからない

 たまに悲しい話がありますけど、あれの存在意義ってなんなんすか。子供のメンタル落としてなんの意味があるんですかね。

 

 うちの子供は幸いにして図鑑を自分で読んでいるのであまり問題になってないけど、将来、人の気持ちのわからない人になったりするんだろうか。

「(フリードは)幸せ家族の象徴ですよ。」と営業マンが言った。

最近は車をよく見ている。家から会社に行くときも、会社で営業に出たときも、街を走る車をよく見てる。

今が好景気なのか、不景気なのかはわからないけど、街を走る車は、思ったよりも良い車が走っているなと思う。BMW、ベンツ、AudiLEXUS。そうでなくても、きれいに磨いた車がひっきりなしに走ってる。

 

一方で、我が家には車がない。

理由は2つあって、一つはおくさんが免許を持ってないことから、土日にしか乗らない車にお金をかけるのがもったいないということ。

もう一つは、結局これなんだけど、経済的に負担がおもすぎるということ。車のローン、車検、駐車場、保険、ガソリン代。街を走る車はそうした負担をクリアーした人が乗っているわけだ。

たしかに、会社の同僚はけっこうみんな車を持ってる。お金の使い方の優先順位の話なのかもしれんけど。

これまで、完全に流されてサラリーマン生活を過ごしてきて、あまり収入にも頓着しなくて、そのうちそれなりになるんだと思ってたけど、そうでもないのかもね。

40過ぎると結構周りと差が出てくるね。

 

 

プールし放題

ズルムケのおでこを触りながらこれを書いています。

むすこがプールに行きたいというので、じゃあ行こうかと出かけてみた。公営プールのプール開きがその日だから、ラッキー、やってるじゃん。

 

むすこと二人、着いてみたら入場前に長蛇の列。暑い。暑すぎる。おくさんがサーモスに入れてくれた麦茶を飲みながら息子と二人で並んで待つ。ちなみに息子は麦茶を一口たりとも俺にくれませんでした。サーモス重たくない?お父ちゃん持とうか?と聞くも、自分で持つとのこと。ありがとうございます。

 

公営プールに来るのは、むすこは初めて、おれは10年ぐらいぶり、しかもはじめての場所なので妙にテンションが上がる。はやる息子。あとオレ。430円の入場料を払って、カビ臭い更衣室で着替えて外に出る。ものすごい日差し、塩素の匂い、プールサイドはポップアップテントがぎっしり並んでいて、子供の歓声がすごい。

 

流れるプールにむすこと入る。むすこは泳げないので抱っこかおんぶしないといけない。それでゆるゆると3時間ほど遊んだ。

 

流れるプールにいろんなひとが流れてるんだけど、おかあさんらしきひとが、黒いパーカー着て、フードかぶって流れてる。アサシンクリードかとおもったらお母さんらしい。あと、結構目についたのがゲイのカップルだ。おそらく3組ぐらいは見たんじゃなかろうか。おれはカップルに気づかないほうだけど、さすがに乳首いじってたらそうだろ。おれ友達の乳首触ったりしないよ。

 

10時過ぎに入場して、14時頃家に帰った。日焼け止めを塗らなかったから、ひどい目にあった。肩がひりひりして会社のカバンが持てないし、夜眠れない。風呂で湯船に入れないし、電車のドアが目の前で閉まる。

 

それでもむすこは楽しかったようなのでよかった。今更だけど、ポップアップテントとアサシンクリードみたいなラッシュガード(この名前も今知った)をAmazonで購入。これで今年の夏はプールし放題となりました。